長丁場の資格試験勉強 ~ヤル気維持の方法をご紹介~

行政書士試験

モチベーション維持の困難さについて

資格試験では数か月から数年を掛けて勉強し合格を目指すことになります。私が資格試験に挑戦した際も少し長い期間を掛けて勉強したので、その最中のモチベーションの維持が最大の課題でした。今回は私が試したモチベーション維持の方法を5種類紹介させていただきます。

ブログ主が資格試験の合格までに要した勉強期間(参考)

行政書士・・・勉強期間約11か月

宅建・・・勉強期間約半年

測量士・・・勉強期間約7か月

モチベーションの維持におすすめの方法5選

勉強した時間・内容を記録する

一日の勉強を終えたら、その日勉強した時間・内容・量をメモ帳のカレンダー欄などに記録しましょう。メモの方法は手書きまたは電子媒体のどちらでも構いません。メモを後から見返すとこれまでの積み重ねが分かり勉強をサボりにくい気持ちにさせてくれます。

なお本命の勉強に支障が出ないように、メモを行う方法は自分のストレスが少ないものを選ぶと良いと思います。

例:民法のテキスト30ページ分を1時間・憲法の過去問25問を1時間勉強した場合は以下の通りメモ帳などのカレンダー欄に記載します。

「民テキスト30P1h、憲過去25問1h」

記録内容が細かすぎてめんどくさい場合は時間と科目だけでも記録しましょう。

決まった時間に勉強する

一日の中で勉強する時間を決めましょう。私は朝6時から7時までの1時間は絶対に勉強すると決めていました。なぜ朝なのかというと、夕方や夜は残業の影響で勉強時間が毎日確保できないためです。必ず勉強する時間を決めると、後はその時間に勉強するだけなのでいつ勉強するか考えずに取り掛かることができます。朝の勉強は頭が冴えているのではかどりますよ~。

朝の勉強の欠点は冬場に起床が億劫になる点です。日照時間が短くなり朝6時はまだ暗いですし、何より寒いので布団から出られません。この点を私はエアコンのONタイマーで解決しました。起床の2時間~1時間前に暖房がONになるようにセットし寝ましょう。きっと何もしないよりは幾分ましだと思います。

模擬試験を受ける

勉強がある程度進んできたら模擬試験を受けましょう。模擬試験では各予備校が本試験の予想問題を盛り込んでいることが多いので、純粋に本番対策としても役に立ちます。

しかし、自分の現在の実力を知ることで今から本番までに”何を” ”どのくらい”勉強したら良いかが見えてくる点が最大の利点だと思います。私も勉強の途中で「このままでいいのだろうか?」と受験自体が不安になることがありました。そんな不安に模擬試験は答えてくれます。

勉強場所を変える

いつも自宅で勉強している方は多いと思いますが、たまにはカフェや図書館で勉強してみてはいかがでしょうか。

カフェは普段の勉強では味わえないおしゃれな雰囲気の中で勉強できますし、コーヒー代を支払って勉強するので何もせずに帰るわけにはいかず勉強しないといけない気持ちになります。また、図書館は静かですし他にも勉強している方がいるので、自分も負けられない気持ちになりました。

また、車移動を特急列車での移動に変更するのも良いと思います。せっかく特急料金を含めた電車大を支払っているので、勉強しないといけない気になります。また、移動時間を勉強時間に充てられるのも大きなメリットではないでしょうか。

勉強の目的を決めておく・忘れない

勉強を始める前に目的を決めておきましょう。具体的でも抽象的でも良いと思いますが、自分にとって困難な場合ほど具体的な目的が支えになる場合が多かったです。そして、当初の目的を忘れないことです。

私が行政書士試験の勉強を行うにあたって定めた目的は「法律の知識で自分の身を守る」ことと「一日一回の勉強習慣を身に付ける」ことでした。”勉強習慣”の方が「あっ、やらなきゃ!」という思いにさせてくれたことが多かったと思います。

結局本人にハマれば目的はなんでも良いと思います。合格自体を目的にするのはもちろん、私のように学習自体を目的にしても悪くはないと思います。不純かもしれませんが「合格してモテたい」とかでも、それで勉強が捗るのであれば問題ないのではないでしょうか。

そして、重要なのは当初の目的を忘れないことです。私は当初の目的をルーズリーフに筆ペンで書いて勉強机の前の壁に貼って忘れないようにしました。勉強の途中で自分は何をしたかったのか忘れてしまうことは多々ありますが、そんな時は前を向きましょう。きっとその張り紙があなたを導いてくれるはずです(笑)

最後に

勉強が長期にわたるとモチベーション管理は非常に重要になります。当初のヤル気は継続しない前提でいるのが丁度よいでしょう。

私が紹介した中で一番重要だと感じたのは勉強の記録です。やはりモチベーションが下がると勉強自体をサボってしまうことになりますが、ある程度勉強を継続したことが分かるとそれだけでうれしいですし、結果に関わらず試験まで頑張るかという気持ちにさせられます。

世の中には私が紹介した以外にも多くのモチベーション維持の方法があると思います。様々な方法を試しながら合格を勝ち取りましょう。