行政書士試験の試験当日について~前日の夜更かしは厳禁~

行政書士試験

前日

試験の前日はあまり夜更かしせずにしっかりと睡眠時間を取ってください。

試験は午後1時からなので、午後0時20分までに指定の席に着く必要があるのでそれに余裕をもって間に合うように事前に鉄道やバスの時刻を確認するなどして準備しましょう。

私が受験した際は試験前日の日中に勉強し(5時間ぐらい)、午後10時ごろには就寝しました。7から8時間くらいは寝ましょう。

必要物

試験時間中は、受験票、筆記具、プラスチック消しゴム、鉛筆削り、蛍光ペン、腕時計(懐中時計を含む)、ハンカチ、ポケットティッシュ、目薬、点鼻薬以外を机の上に置くことは認めません。

(行政書士試験研究センターHPより)

・受験票

・筆記具(BまたはHBの黒鉛筆、シャープペンシル)

・プラスチック消しゴム

・腕時計

この4点は必須です。受験票を忘れた場合でもなんとかなるとは思いますが、当日にあたふたしたくないですよね。また、筆記具も貸してくれていたとは思いますが、これも同じくです。

・体温測定結果等確認票

・上履きと下履きを入れる袋(土足厳禁の試験場のみ)

体温測定結果はコロナが流行しているこの数年のみの措置になると思います。また、履物を入れる袋は会場により要不要が異なりますが、この2点も案内に従い忘れないようにしましょう。

試験開始まで

試験当日は試験会場が鉄道の駅から近かったこともあり、鉄道を利用し会場まで移動しました。列車時刻の都合上試験開始2時間前には試験会場に到着しましたが、その時点ではまだ建物内に入ることができず、敷地内で最終の勉強をしながら時間を潰し、1時間前に建物に入ることができました。(この辺の時間の記憶は大体です。)

試験は午後1時から午後4時までです。午後2時30分からは途中退出もできますが、途中退室した場合問題用紙を持ち帰ることができません。自己採点のために回答を問題用紙にメモしている場合は試験終了まで試験会場の席で過ごすのが良いでしょう。午後の試験ですが試験中にお腹を壊してはいけないので、昼食はあまり食べすぎないようにしましょう。

試験には様々な方が訪れます。席の前後の方が集中力の散るような癖などを持っていたりするかもしれません。そのようなことになる可能性をあらかじめ想定しておきましょう。そんな場合でもとにかく自分の問題を解くことに集中しましょう。

試験の環境に慣れるためには特定の会場で開催される予備校の模擬試験を受けることが最善とは思いますが、特に心配な方だけで大丈夫かと思います。なお、模試自体は自宅受験で良いので一度は受けましょう。記述の添削付きの模試が良いです。模試は伊藤塾、LEC、TACなどが添削付きの模試を行っています。

自分はフォーサイトの行政書士講座を利用しましたが、添削付きの模試は無かったのでTACの模試を利用しました。

試験開始

そして、試験開始となりました。答練形式の過去問を何度かといていたおかげで問題の形式に戸惑うことはなく、解ける問題は解けるといった手応えでした。具体的には法律科目の択一問題がどうも半分くらい回答に自信がない、、、といった形でした。

記述に関して3問中2問は自信ありで、3問中1問は解答が思い出せず白紙回答だったと思います。

一般知識についてはほぼ全問かなりの自信がありました。一般知識については、個人情報保護分野や情報通信分野の学習を全く捨てずに、ある程度こなしておくことが良いと思います。

試験全体としては残り1時間までにすべての問題を1巡できたと思います。後は疑義が残る問題を検討したり、自己採点用に回答を問題用紙に書き写したりしていました。

試験終了

そして、試験が終了し会場を後にしますが終了と同時に受験生が一斉に会場から移動するので少し混雑します。後に予定を入れる場合は少し余裕をもっておきましょう。また、自家用車での来場や送迎は「ご遠慮願います」とされているので非常におすすめできませんが、使用をやむを得ない場合は少しはなれた場所の駐車場に駐車しておきましょう。なぜなら、試験会場の周辺は送迎の車で混むことが多いからです。

会場を後にする自分の気持ちは、約11か月の勉強がひとつの区切りを迎えやれやれという気持ちと、早く家に帰って自己採点をしたいという気持ちでした。

試験終了から数時間で各予備校が解答速報を出すのでそれを参考に自己採点します。自己採点の瞬間が一番緊張します。自己採点の結果は、択一の点数のみでは合格点に達しておらず、記述の得点次第で合否が分かれそうな形でした。よって1月の合格発表まで合格か不合格かよくわからないまま過ごすことになりました。この期間がある意味一番この試験の関係で悩んでいた時かもしれません。

まとめ

試験当日はそれまで勉強してきた成果を発揮する日になります。試験当日までに計画的に勉強を進めて、後悔の無いようにしていきましょう。また、いくら計画的に勉強を進めてきたとしても当日のコンディションが悪ければ、最高の成果を発揮できないかもしれませんので、睡眠をはじめとする健康管理をしっかりとしていきましょう。